丁寧なのは当たり前、確かな技術でお客様のお車を修理致します。
鈑金とは、自動車の基礎となる部分を修正する下地作業のことです。
完成時には塗装で覆われているため、鈑金作業の仕上がり具合を見た目で判断することはできませんが、 鈑金作業は元通りのボディー形状に復元するための大切な工程です。
作業の妨げになる部品をとりはずします。変形した鋼板を様々な工具や器具を使用して、引く、出す、押す、沈める、絞る、などの組み合わせによりもとの形に近づけます。
鈑金だけでは滑らかな曲面を作り出せないので、ポリエステル樹脂のパテで成形し、目の粗いペーパーから細かいペーパーまでを順に使用して曲面を研ぎ出します。
この工程の出来栄えが、後の塗装の仕上がりを左右します。
下地作業・マスキング・塗装・磨き、すべてに手抜きは許されません
ボディの修理の最終的な仕上がりを大きく左右するのが塗装作業です。下地作業から磨きまで少しでも手を抜くと確実に仕上がりに影響します。また、熟練した経験が必要な作業でもあり、「ハイレベルな塗装職人」となるには5年~10年の経験が必要とされています。
熟練の塗装技術者が部分塗装から全塗装まで入念に作業にあたります。
下地作業の最終的な表面形成のために、サーフェーサーという下塗りの塗料を吹き付け目の非常に細かい耐水ペーパーで表面を研ぎ出します。
実際の車は1台づつ色が微妙に違っていますので、1台づつその車の色を作り出す必要があります。
あらかじめその車の色が缶に入って存在するわけではありません。
豊富なカラーデーターを使用して100種類を超える原色の内より3~10色を調合し、実際にテストピースを塗装して、それを比較しながら試行錯誤を繰り返し行うことでようやく色(上塗塗料)が出来上がります。
塗装ブース内のゴミの少ない環境の中で塗装します。メタリックの場合で調合したメタリックカラーを3回塗り重ね、次に透明のクリアーを3回塗り重ねます。つまり2層構造の塗膜になるのです。
塗装の後、約1時間ブース内の温度を60~70度に加熱することにより塗装内の樹脂をウレタン反応により硬化させて硬い塗装膜を作ります。
必要な部品を組み付けた後、塗装面の肌を調整する為にポリッシャーで塗装面を磨けば完成です。
鈑金・塗装は症状や箇所によりお値段が変わってきます。 しかし、ちょっとのへこみを放置すると結果として余計にお金がかかってしまいます。見た目は少しの症状でも、内部のサビや損傷個所の負担がお車全体に影響するからです。
弊社の鈑金・塗装は、デントリペアという部分修理で補うコースもございますので、まずはお気軽にお電話ください。